ベントキャップについて
皆さんのお店、建物は大丈夫ですか?
いつもテポカル(TEPOCHAL)をご愛顧くださり
ありがとうございます!
人が使用する室(建物)は換気をしなければならないと法律(建築基準法)で定められています。
換気とは、一言でいえば室内の空気を入れ替えることですよね。外の空気を室内に取り入れ室内の汚れた空気を外に出す。飲食店や喫煙の激しいところでは特に意識しなくても必然のことでしょう。
けれど、もし新鮮な空気と一緒に虫や小動物が室内に入ってきたら、飲食店や食品工場だったら大問題になるでしょうし、雨が入ってきたら一般の事務所でも当然問題です。そこで空気の出入り口に取り付けるのがコレ、換気口です。
取り付ける場所や用途、デザインなどで紹介しきれないほどの製品があり、呼び名もいろいろですが、ベントキャップといえば大抵通じます(笑)。
これは一般的に深型といわれるベントキャップですが、この中を見てください。温度ヒューズで二つ折りの羽根を挟んでいて、通常は羽根が閉まらないようになっています。
これは万一室内で火災が起きた場合、火がこの風の通り道(ダクト)に入っても、その熱でヒューズが落ちて羽根を閉じ、近隣の建物などに延焼しないようにするつくりになっていて、このタイプのベントキャップを取り付けなければならない外壁面も法律で決められます。
そしてしばしばトラブルになるのが、このタイプを取り付ける階(高さ)です。
温度ヒューズはハンダでくっつけているので、経年劣化などでヒューズが落ちてしまうこともあります。そのメンテナンスはというと、外部からルーバーなどを外し、新しいヒューズに交換しなければなりません。交換する階(高さ)が2階程度なら問題ないですがそれより上の階だとしたら・・・・・
そうです、足場が必要になりますし、かなり高額な費用がかかってしまうのです。
ただし、室内からヒューズ交換できる製品もありますし、ヒューズなしベントキャップに防火ダンパーを併用して施工することも可能です。
空調や換気でお困りやご心配なことはぜひ、テポカルにご相談ください。